フリーランスエンジニアになったのであれば、自分で仕事をとらなければならない機会も増えるので、営業の為の名刺を作成しなければならない。
フリーランスで名刺を作成する場合は、屋号や肩書きをしっかり記すことが大切だ。税務署に開業届を出した時に屋号を記入した場合はそれを記載しよう。肩書きは屋号を記載している場合は「代表」と記せばよいが、屋号を記載していない場合は「エンジニア」などと記載するようにしよう。他に名刺に記載すべきことは、名前や住所、電話番号やメールアドレスなどである。ホームページをビジネス用に開設している場合は、そのアドレスも名刺に掲載するといいだろう。

せっかくフリーランスエンジニアになったからには、名刺に個性を出すのがポイントだ。サラリーマン時代のような堅苦しいデザインの名刺ではなく、自分の個性が伝わるようなデザインの名刺にしよう。デザインはこだわっても良いが、形は一般的なサイズにするのが有効だ。

一般の名刺とサイズが異なる名刺は目を引くことが多いが、名刺入れに入らなくなる恐れがあるので、一般的なサイズで作成することがポイントである。紙の質は光沢があるものからザラザラしたものまで様々なものがあるので、サンプルを取り寄せて確認することが大切だ。営業先によって名刺を使い分けることも、スムーズに営業を進める際のポイントである。営業先ごとに求められる実績は異なるので、複数のバージョンを用意しておくのが大切だ。