クライアント受けする名刺を作るには?

フリーランスエンジニアは、自分の力でクライアントを探して仕事の依頼を受けられるようにならなければ収入が入ることはない。営業に力を注がなければならないのは確かだろう。営業に有効活用できる名刺を作り上げるのは基本で、会社員のエンジニアとは違うデザインにすることが欠かせない。名前や連絡先が書いてあるだけでは営業のツールとして活用することはできないのだ。

名刺を作り上げる際のポイントは、実は難解なものではない。クライアントの候補になった相手が、困ったときにその名刺を見て、このフリーランスエンジニアに依頼すれば問題を解決してくれると思ってもらえるようにすることが重要なのだ。エンジニアとしてのスキルセットがどうなっているのか、得意分野は何か、受注可能な業務は具体的に何なのかといったことをリストにして記載しておくと良いだろう。もしくは、フリーランスエンジニアとしてのアピールポイントを相手にもわかりやすく載せておくのも効果的な方法だ。

クライアントの立場になって考えてみれば、その意義がわかる。問い合わせてみてあまり適任ではないとわかると、ただの徒労に終わってしまうのは明らかで、少しでも依頼先として信用できそうな人を選んで連絡を取ろうとするのだ。名刺を見てみて、確かにこの業務を担当できると記載されていると連絡しようという気持ちが湧いてくる。結果として、仕事の依頼を受けられる可能性が高まると期待できるのだ。